私の高校時代と大学生活

こんにちは!2023年度,法学部の成績優秀者に選ばれた,法学部法律学科2年のKさんにインタビューをしました。今回はKさんの学業に対する意識から,今に至るまでの過去の話,それを踏まえた今後の目標,新入生や在校生へのメッセージをお話いただきました!☻

目次

Kさんの勉強のモチベーション何ですか?

私の学業へのモチベーションは,

①地元からの給付型奨学金を受けていること

②高校時代の心残り

③法律分野への興味・関心          です。

①に関して,地元から大学で勉強する為のお金を頂いているので,やることは当然にやろうという意識があります。②に関して後々詳しくお話しますが,高校ではできなかったことへの心残りがある為,大学では何かしら形に残したいと思って頑張っています。③に関しては,私は昔から社会が好きだったので,大学で学ぶ法律分野の勉強は自分にあっており,それがモチベーションに結びついています。

高校生時代について教えて下さい。

追い込まれた過去

私の出身校は一言でいうと,大学受験への競争意識が高いところでした。一致団結をしようとする空気は成績が優秀で難関国公立大学を目指す,先生が特に目をかける生徒が主導となっており,それぞれ違う目標があるにも関わらず,強制的に束ねられているように感じました。地元自体も,国公立に行くことが望ましいとされていたので,私含め,この風習に重圧を感じる人はいました。成績が優秀でなくても頑張っている子はいましたが,先生が一人ひとりに向き合っていないように感じたことは少なく無かったかと思います。学業が生徒の価値を決めるものさしになっていたため,人間関係にもひびが入りやすかったです。

辛くなっていった学校

このような現状に追い込まれ,2年生から3年生に進級するタイミングで,共に高校生活を送っていた友人は退学していきました。これまで学校生活にすごくなじめていたわけでもなかったので,友人のいなくなった高校最後の1年間は,学年で1人浮いているようにさえ感じました。それで,学校を休む日が増え,出席日数をぎりぎりで満たし卒業することになりました。私は小・中学生の時,リーダー的役割を担うのが好きで,高校で活動を行うときもぜひリーダーや取りまとめをしたいと考えていましたが,私の高校生活では,好きなことを全力で行うことができませんでした。それが私の高校生活の心残りです。

春から新生活が始まる北九大生に一言お願いします。

小中高でのことは,よくも悪くもその後はすべてリセットされます。大学は新しい目標を見つけて,自分が興味を持ったことを追求する場所だから,いったん過去を引きずるのはやめてみましょう。とはいえ,暗い過去も楽しい過去もあるからこそ,今後良いことがあっても調子に乗らないし,問題にぶつかっても屈せずにチャレンジしていくことができると思います。

どこへ行ったかでは無く,その人が何をするかが重要だと思います。私は大学に進学してから,色んな価値観を持つ人に出会い,前向きに学校へ足を運べるようになりました。高校に行けていなかった私でも,ちゃんと大学で頑張れています。大学では「浮く」なんて概念もないし,コミュニティは自分で選ぶことができます。私は421Lab.わくわくキッズプロジェクトに所属していますが,そこで高校時代よりも価値観の合う友人と巡り会うこともできました。

Kさんの今後の目標は何ですか?

大学での目標

今後の目標は,

①大学の成績を維持すること

②421Lab.わくわくキッズプロジェクトで,今年やりたいことをしっかりこなしていくこと

③専門演習が3年生から本格化する為,そこに力を入れること      です。

        

大学卒業後の目標

大学卒業後は,地元で地方公務員として就職,または国家公務員として就職し,法務に携わりたいと考えています。

私が公務員を目指す上で重視したのは,「安定性」よりも「公平性」です。常に利益を追求し,競争が激しい仕事は,私には向いていないと考えています。公務員は,特定の誰かではなく,すべての人の利益のためにある仕事です。現実問題がどうかは置いておいて,私はその理論が好きです。公務員になるという目標を叶えるために,これからも継続して勉強と課外活動を頑張りたいです。

Kさん,ご協力ありがとうございました!

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