ラオス協力隊通信①

こんにちは。北九州市立大学地域創生学群地域創生学類地域マネジメントコース2022年度卒業生のKです。
私は今、JICA海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、ラオスのシェンクワン県農林局農業課で活動をしています。赴任期間は2年間です。
これから定期的に私の活動について記事を綴っていきたいと思います。
今回は以下の内容についてです。

目次
なぜ協力隊に?
何をするの?
これまでとこれから

なぜ協力隊に?
私は在学中、地域創生学群でローカルな視点を学ぶ一方で、より視野を広げたいと思い、東南アジアへのスタディツアーやインターンシップに参加しました。カンボジアの社会課題に取り組む日本人の団体を訪問した際、ゴミ山でゴミを拾って生計を立てる人々の姿を、それを救おうと奮闘する日本人の姿を見て心が強く動かされました。そこで、世界には自分が思う以上の課題がある、その課題解決に向けて貢献をしたいという思いが生まれました。そこで浮かんできたのが、青年海外協力隊への挑戦でした。

何をするの?
私の任地は、ラオスのシェンクワン県農林局農業課。要請の内容は、シェンクワン県の有機野菜を効率よく流通させるための市場調査を行い、販路拡大や予算管理を支援するというものです。
私は在学中、地域創生学群の猪倉実習に所属し、農業を通した地域活性化を目指す活動を行いました。また、前職では食品卸売業で食品の流通に関する知識を身につけました。その経験と知識を活かせる要請に配属していただけたと思っています。

これまでとこれから
赴任前には、ラオスの公用語の「ラオ語」を学ぶため、福島県での2ヶ月間の語学訓練に加え、首都ビエンチャンでの1ヶ月の語学訓練を終えました。語学訓練は、良い同期に恵まれ楽しく学ぶことができました。

そして現在、任地のシェンクワン県に赴任してから、1ヶ月ほどが経ちました。
シェンクワン県は標高1000m程の高原に位置しており、ラオスの中でも涼しく過ごしやすい地域です。また、自然に囲まれており、道には水牛やヤギや鶏等の動物が沢山います。
この1ヶ月は、新しい土地と職場の環境に慣れることを第一に過ごしました。また、職場の現状を把握するための情報収集を行いました。ラオ語はまだ十分には話せませんが、積極的に自分から会話をしにいくようにしています。配属先の方はとても優しく、良い環境に恵まれています。
休日は、配属先の方のお家に遊びに行ったり、田植えを手伝ったり、一緒に魚釣りに行ったりしています。

この1ヶ月でできた人との繋がりや学びを活かして、今後は徐々に活動の道標を定めていきたいと思っています。

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