就活体験記

みなさん,こんにちは。夏休みはいかがお過ごしでしょうか?

3年生は本格的に就活を始めた方,まだ何から手を付けたらいいか分からない方,様々だと思います。就活や将来に対する不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そんな皆さんのために,今回は就活を終えた4年生のKさんに就活のリアルを伺いました!

1.就活準備,ぶっちゃけいつから始めましたか?

 3年生の夏休みです。キャリアセンターを通じて2つのインターンシップに参加させていただきました。一社は不動産(3日間)で、お部屋の写真を撮ったり、ポスター作製などを体験させていただきました。もう一社は税理士事務所(2時間)で、会計ソフトの操作などを体験させていただきました。

2.志望業界や企業はどのように決めたか教えてほしいです!

 私は会計業界のみに絞って就活をしていました。理由は、ノールックで電卓を打てるようになりたいと思ったからです。きっかけは、税理士事務所のインターンシップで税理士の先生とお話をさせていただいたときのことです。電卓のことを楽しそうに話してくださり、「ノールックで打つんだよ。」とおっしゃっていたお姿に憧れました。本当にささやかな理由です。そのインターンシップの帰りに家電屋さんに行って電卓を見比べたり、本屋さんによって簿記の参考書をパラパラめくったりしてとってもわくわくしていたのを今でも覚えています。

 企業については、とにかく片っ端から受けていました。会計業界自体が中途採用が主流で新卒採用がとても少ないので、九州内のみだと大学の求人、マイナビ等の求人を合わせても10社に満たないくらいでした。今の企業に入社することを決心した理由は、フィーリングです。本格的に就活がスタートする前までは、自分のやりたいことができればどこでもいいと思っていましたが、いざやってみるとなんか違うと感じる会社はあったので、自分の直感を大事にしました。

3.面接で聞かれた、「正直キツかった」質問は?予想外で焦  った質問など!

 志望理由を言ったあとに、「で、本音は?」と言われたのがきつかったです。志望理由の順番を変えて、フランクに自分の言葉で言い換えて会話を繋ぎました。あとは、典型的な質問などはされずに、「聞きたいことある?本音で。」と言われたのもきつかったです。典型的な逆質問しか考えてきていなくて、本音で聞きたいことと言われると分からなくなって、思いつかないと伝えました。自分の詰めの甘さをその面接で知ることができました。

4.就活中のメンタルケア、どうしてましたか?

 母に連絡をして愚痴や思うことを言ったり、友達に話を聞いてもらったりしていました。あとは、面接帰りにいろんなお店をぶらぶらして、食べたいものを買っていました。辛いときは、「就職できなくても死ぬわけじゃない」って自分に言い聞かせていました。

5.就活中の失敗談、正直に教えてください!

 面接中にスマホを鳴らしてしまったことです。私の声にAIが反応して喋りだしてしまいました。以前にもその会社のインターシップで説明中にアラームを鳴らしてしまい、自分のスマホからの音と気づかずに指摘されるまでずっと鳴らし続けてしまいました。面接では電源オフ、インターシップ前はアラーム解除を確認しておくべきでした。

 あとは、正直に話しすぎたことです。私は、職場見学の際の雑談で、喋るのが苦手と言ってしまいました。そのことを面接でも再度聞かれたので、コミュニケーション能力の低さを懸念されていると感じました。雑談でも評価をされている立場なので、自分で自分を下げるような発言をしたのは失敗したなと思いました。

 さいごに、SPIをもっと勉強しておくべきでした。SPIで落とされるからです。私は3年の9月に業界を決めて、そこからは簿記の勉強に全振りしたのでSPIは軽くしか勉強していませんでした。SPIが高得点取れていれば選択肢が広がっていたと思います。

記事の執筆にご協力いただいたKさん,ありがとうございました!

これから将来を決めるみなさん、健康第一に、自分の意思を大事に就活を頑張ってください

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