地域ベンチャー留学体験記②

私が今回の地域ベンチャー留学でお世話になった企業は「観光開発株式会社」さんです。この企業は創業50年以上の歴史を誇る“三段壁洞窟”の管理・運営を行っている会社です。

三段壁洞窟には、エントランスからエレベーターで地底36m(24秒)下りた先に自然の力で作られた約200mの洞窟が広がっています。洞窟内では迫力ある水しぶきや荘厳な牟婁大辯才天が楽しむことができ、多くの旅行客が訪れるスポットとなっています。

三段壁洞窟
目次

活動内容

和歌山に滞在していた約2か月での活動の流れは以下のようになっています。

このプログラムは私のほかにも2人の大学生が参加しており、課題分析から企画実行、最終報告会まで2か月間にわたって3人で取り組みました。2ヶ月と聞くととても長く感じ、何でも出来そうに思えます。しかし企画の提案から実行に至るまでの過程で考慮すべき点が自分たちの想像よりもたくさんあって苦戦しました。一つの企画を提案から実行するまでの道のりの大変さを今回のインターンで痛感しました。

印象に残っていること

インターンで印象に残っていることは、幅広い挑戦をさせてもらえたことです。

今回のプログラムの大きなテーマは「広報戦略」でした。“三段壁洞窟”の来場者を増やすためにどんな指針を定め、どういったアプローチをかけるか、という選択肢がいくつもある中での挑戦でした。

そんな中でインターン生3人で以下のことに取り組みました。

  • オリジナルグッズ開発・販売
  • ペット用兜の貸し出しサービス
  • SNS投稿作成、投稿頻度の見直し
  • インバウンド観光客へのアンケート調査
  • 洞窟内でデジタルデトックス体験
  • フードサービスの試作品配布 ...など
ペット用兜を身につけたぬいぐるみ
洞窟内でヨガを体験する参加者
試作品の梱包作業をする様子

インターンで学んだこと

私がこのインターンで学んだことは、根本の根本を見つめる大切さです。インターンの活動の中で、和歌山に来た当初は、プログラム内容<自分のやりたいことを軸に活動していました。

しかしインターンで出会った多くの人の話を聞いていく中で自分本位な活動のせいで本来の目的を見失っていることに途中で気付かされました。インターン業務が立て込んでくるとついつい目の前のことに必死になってしまいますが、初心を忘れず何にむかって行動していくのかがブレないようにすることが大切だと学びました。

最後に

ここまで地域ベンチャー留学体験記を読んでくれてありがとうございました。地域ベンチャー留学は春と夏に開催され、そこで多くの学生が自分の人生のターニングポイントとなる経験をします。実際に私もその1人です!どうせやるならどっぷりと地域の課題に向き合えるインターンに挑戦してみませんか?

地域ベンチャー留学では、きっと自身にとってかけがえのない人たちと経験に巡り会えるはずです。ここまで記事を読んでくれたみなさんの挑戦をOGとして応援しています

気になった方は是非!地域ベンチャー留学三段壁洞窟

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