受験体験記(文学部比較文化学科)

 文学部比較文化学科のAです。この記事では、今年度北九州市立大学の文学部比較文化学科に入学するまでの道のりを振り返り、私自身の立場から受験体験記を綴ってみようと思います!

合格までの道のり①_受験校の決定

 私は高校に入学した時から、大学進学するなら文学部に入りたいと思っていました。受験校は3年生になるまで絞り切れておらず、本音を言うと高校1,2年生の頃は漠然と模試を受け、結果にもそこまで関心を持っていませんでした(苦笑)。

 はっきりと受験校・受験学部学科を決めたのは高校3年生の春でした。北九大のパンフレットを読んで自分の学びたいこととマッチしていると思ったことも大きな理由の1つですが、私の中で特に大きかった理由は、尊敬している部活の先輩が北九大の文学部比較文化学科に入学したことです。その先輩から受験の話や大学の様子を聞く機会が増え、北九大が私の中で少しずつ身近になっていきました。そこから、私の本当の受験が始まりました…🔥

合格までの道のり②_受験方式の決定

 私は高校生になってすぐの頃から大学進学の際の受験方式は絶対に学校推薦型で、校内選考を突破することを目標に生活していました。北九大を第一志望にした時も、全国推薦の枠で受験することを希望していました。そんなとき担任の先生から、北九大には全国推薦の他に特別推薦という方式があることを教えていただきました。特別推薦とは、評定の他に定められた条件を満たすことで受験できる受験方式です。私の場合は部活動での成績で都道府県大会6位以内の成績を持っているという条件を満たしていたため、先生が教えてくださったようです。全国推薦と特別推薦で迷いましたが、倍率の高さを比較して特別推薦での受験に決めました!その他にも、北九州市民である高校生のみが受験できる地域推薦もあります。

 (学校型推薦に関して詳しく知りたい場合は、北九大の学校推薦型選抜学生募集要項をご覧ください!)

合格までの道のり③__受験対策

 特別推薦の試験は、日本語・英語の2種類の課題文が課される小論文でした。この試験は全国推薦・地域推薦と共通です。特別推薦独自の受験準備として、活動についての自己評価・入学希望理由書等活動・資格等の実績に関する資料の準備が挙げられます。自分のこれまでの活動に対する自己評価や入学希望理由書を、担任の先生や部活動の顧問の先生の添削を受けながら書き上げました。また、自分のこれまでの活動実績等を表にまとめ、証明となる賞状等のコピーの準備が必要でした。部活動の顧問の先生と担任の先生の双方に確認を取りながら資料を集めたり、表を作ったりするのが大変でした。

 資料集めが終わると、すぐに小論文対策にシフトチェンジしました。日本語の小論文と英語の小論文を並行して練習する必要があったため、国語科の先生と英語の先生に同時進行で小論文の添削をしてもらっていました。私は資料集め等でかなり時間を食ってしまい、小論文を過去5年分ほどしか練習できなかったのが心残りでした。

合格までの道のり④__受験当日

 私は福岡県外に住んでいたので、受験前日から前乗りしていました(アパートの内見も兼ねて)。空いている時間に英単語を復習したり、これまで解いてきた小論文の過去問を見直したりして過ごしていました。当日は早めに大学内に入り、お昼ご飯を食べながら最後の復習をして本番へ。緊張しましたが、やってきたことを全て出し切ることができました。

受験を終えて

 メンタルの維持が大変ですが、結果が分かるまでの間も共通テストや二次試験の対策を続けなければなりません。12月上旬に合格発表があり、無事合格することができました。北九大の学校型推薦は共通テストの成績を必要としないので、合格発表後には気が抜けそうになりましたが、私の場合は共通テストまでは勉強を続け、2日間の共通テストを乗り切りました。

 受験を通して大切だと思ったことは、何事も早めに計画を立て、行動することです。早めに自分の進路に必要な準備や勉強に移ることで焦りや不安を落ち着かせることができ、自信につながるのではないかと思います。また、私は担任の先生だけでなく部活動の顧問の先生や小論文添削をしてくださった先生など、たくさんの先生に手助けしていただいて受験を乗り越えることができました。身の回りの人への感謝を忘れないようにしながら、最後まで頑張ってほしいです。睡眠や休息も取りながら、体調管理も気を付けてください🍀

 これから受験対策で忙しくなるかと思いますが、最後まで応援しています!!

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