北方キャンパスとひびきのキャンパスの合同プロジェクトの取材に行ってきました!
北九州には人口減少や過疎化など、多くの課題があります。その地域課題を解決するためにアントレプレナーの仕事やアイデア出しからプレゼンテーションまでを体験できるプログラムです。
対象は北九州市内の高校生・高専生(1〜3年生)
- ビジネスに興味がある人
- 起業家になりたい人
- アイデアを形にしたい人
- 地域課題解決に興味のある人
印象に残った話
このプログラムは、全部で5日あるのですが私は初日に行かせてもらいました。初日ということで、北九州の課題を理解するために今課題解決に取り組んでいる会社の方々が公演に来てくださいました。三人ほどいらっしゃったのですが、私が特に話に引き込まれたのは、株式会社ディーサインの山本和明さんです。
山本さんは、地域創世の課題として都市部への過度な人口集中についてをあげられました。都市部への過度な人口集中は各地にバランスよく人を分散させることでは解決できないと考えていました。都心部への過度な人口集中が起きていたとしても継続的に地域間を行き来する人の創出を達成できれば地域経済を活性化できるのではないかとおっしゃっていました。
実際に山本さんは北九州に家族と住まれていますが、出張で沖縄に行くことになり、どこでも働けることに気づき連泊し、また来れるように別の仕事をとり,再度来れるようにするという仕事スタイルを作っているそうです。
高校生のグループワーク
山本さんの話の後に、Day2に向けた課題整理を高校生で班で意見交換を行いました。それぞれ地域の課題を自分で考え、メモに書いてもらいました。
どうすれば、電車で座れる人を増やせるか
どうすれば、バスが時間同りに来るようになるか
どうすれば、折尾の住宅地付近のバイクの音をなくすことができるか
どうすれば、海外観光客を増やすことができるか
など、様々なアイデアが出てきました。
感想
私は高校生の時このようなプロジェクトに参加したことがなかったので、アントプレナーの方々の話はとても面白かったです。なにより、山本さんが「仕事人生が始まって15年ずっと右肩上がりで働くのが楽しい」という言葉を聞いて、仕事はつらくて自分の時間が取れなくなると思っていたので、こんなにも仕事を楽しんでいる人を見て将来仕事をすることに希望を持つことができました。また、高校生でも発想力があり面白いアイデアを持つ人がいて驚きました。