2024年9月15日~9月21日、地域創生学群専門科目「国内スタディツアー(奈良県川上村)」に私たち学生5名が参加してきました。村から提示された課題「地域の人が交わる場を持続的に構築運営する仕組みとは?」について仮説を立て、そのエビデンスを地域のみなさまから得るフィールドワークに取り組み、最終日に職員や地元の皆様12名の前で解決策のプレゼンテーションを行いました。
川上村は吉野林業で栄えた村ですが、現在は安い海外木材に市場を奪われ衰退し、過疎化が進んでいます。同時に、地域の盆踊り等のお祭りや、草刈りなど清掃活動をそれぞれの集落で行うことが難しくなっています。
参加した学生たちは短期間に多くの初対面の村民と対話することでコミュニケーション能力が鍛えられ、さらに地方における人口減少問題の本質を学ぶことが出来ました。
それでは、1週間を振り返ってみます。
奈良県川上村にたどり着いた私たち学生5人。
誰しもが夢見るであろう、学校に宿泊。それだけで大はしゃぎ。見舘先生から聞いていた「山が『青い』」を体感して、澄んだ空気に癒されていたのも束の間。
さっそく、初日の夜から、川上村から提示されていた課題「地域の人がゆるくつながる場を持続させる仕組みを考える」
について、ヒアリング&ミーティングにて頭フル回転で考えまくる。これが、5日間続く。
毎日いろんな人に出会って、お話を聞かせてもらうと、考えは多種多様、けどどこか皆さんが求めているものや場に共通点があったり。
一つの課題について深く考えて追求して、答えを出す。普段の大学の学びだとなかなかできないこと。スタディツアーならではのことで、すっかり川上村のことが大好きに。
正直、超絶ハード。
だけど、最高に充実してた。
最終プレゼンの後、やり切った気持ちと安心感で溢れた涙は、想定外。それだけ追い込まれて、それだけ頑張れた。自分の限界を突破して絶対に成長したと胸を張って言い切れる。そんな1週間。