「北九州・下関地域の魅力ある企業団体を学ぶ 2024」を受講して

 こんにちは!北九州市立大学地域創生学群1年のNです。

 私は、8月19日から4日間、見舘教授が主催する「北九州・下関地域の魅力ある企業団体を学ぶ 2024」という大学コンソーシアム関門の講義で8社の企業をまわる、見学ツアーに参加しました。1日目、8月19日(月)では株式会社安川電機と株式会社長府製作所を見学させていただきました。2日目、8月20日(火)では株式会社タカギと障害福祉サービス事業桑の実工房を見学させていただきました。3日目、8月21日(水)では株式会社七尾製菓と大英産業株式会社を見学させていただきました。4日目、8月22日(木)では、山十株式会社と不二貿易株式会社を見学させていただきました。今回見学させていただいた企業はどこも地域に愛されるための取り組みがなされており、さらにSDGsへの取り組みが活発でした。今回は4日目に訪問した2社を深く取り上げていこうと思います。

100年前から地域に愛される!「山十株式会社」

 まずは、4日目の午前中に訪問させていただいた小倉南区にある山十株式会社からです!

 この企業のすごいところは、65年前から社是に「社会公共の福祉に貢献」と明記されていることです。今のように社会貢献が強く言われていなかった頃から、社会に貢献すること、人を大事にすることを大切にするといった姿勢がある素敵な企業です。さらに社員が働きやすいような取り組みも充実しており、性別問わず育休が取りやすい環境で、今年から完全週休二日制になったそうです。100年以上続くこともあり、熟練の技術もとても素晴らしく、工場見学をさせていただいた際に感銘を受けました。横代の工場では、ガラスを切る際に機械を使わず、オイルカッターで手切りされていました。臨機応変にガラスの大きさの注文に対応することが可能だという利点があるとお聞きし、熟練の技を目の当たりにしました。山十株式会社は、古き良き技術力と、デジタルでのデータ管理が融合された魅力溢れる企業です。

若者が活躍できる!「不二貿易株式会社」

 次に、4日目の午後に訪問させていただいた若松区にある不二貿易株式会社!

 この企業のすごいところは、若者が活躍できる場がたくさんあるということです。1年目から海外出張することができたり、商品開発やデザイン作成に携わることができるなど若者が活躍できる場が多様にあります。職場の雰囲気がとても良いことも魅力だそうで、若者の社員の方とベテランの社員の方が切磋琢磨して良い商品を開発しようと取り組んでいるそうです。また、研修制度も充実しており、1年通しての茶道研修では礼儀作法を身に着けることができたり、アメリカ研修では、展示会に参加をしたりするなど、視野を広げるといった面でも自己成長をする場となっています。若者でも自分のやりたいと思う企画に参加することができ、推し活グッズや韓国風のデザインの部屋といった自分の好きなことをプロデュースすることができるなど、欲しいものを形にすることのできる、魅力溢れる企業です。

 本記事では、2つの企業の魅力をお伝えしましたが、訪問させていただいた8つの企業のどれもが、働きやすい環境で、地域を愛し愛されている魅力的な企業でした。この講義に参加して、自分の視野を広げることができ、非常に良い経験になりました!

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